標準時を知らせる方法
ロンドンを出帆する船に対して、グリニッチの標準時を知らせる方法として、王室天文学者ジョン・ポンドは、1833年、グリニッチ天文台の屋上にタイム・ボールを設置する方法を考えた。
それは直径約90センチの木製の球で、高さ4・5メートルの柱の上から落ちる仕掛けになっています。
すなわち、毎日午後零時5十入分になると、球が柱の上までひき上げられ、正一時になると、引金が放たれてストーンと落下する。
それを船員が眼で確認してクロノメーターの時刻を調整するのです。
時報には鐘とか大砲のドソによる方法があったが、聴覚によるよりか視覚による方がより正確であるというのでタイム・ボールに代わった。
タイム・ボールばロンドンだけではなく、やがてブライトン、ポーツマス、デヴォソポートといった地方港にも設置されるようになります。
ちなみに戦前の日本にも、主な港にタイム・ボールが設けられていました。