雑誌からみる歴史 4
百科全書冊子を一貫して流れる教育的意志がすでにはっきりと確認されていました。
《いまこそ「貞淑な婦人」とその肉体を協調させる時です。
知識は決して興趣をそぐものではなくて、偽りの諸価値をしぼませ、単なる好事家ではいられなくさせる》とファニー・デシャンは書いていたがス性教育―あなたは賛成か、反対か?》、言葉の調子もまたきわめて論戦的でした。
《子供たちが説明をきく解剖学にすっかりおびえた方々も、「白い鴛鳥〔無邪気な娘〕」という表現の中に、結局は、白百合の色の背後に驚鳥を認めざるを得ないのです。